みんなでむし歯ゼロを目指そう!!
天羽歯科クリニックではキッズクラブを開設し、お子様に定期的に健診を受けていただくようお勧めしています。
歯が生え始めたら、むし歯菌が住みつかないようにクリーニングやフッ素塗布をして、ご自宅での正しい歯磨きの仕方を教わりませんか?
当院に来院される9割以上のお子様がキッズクラブに入り、3か月に1度(年に4回)健診を受けられています。
歯が生え始めた0歳~15歳(中学3年生)までのお子様が対象となります。入会金・年会費は無料です。ご不明な点はスタッフにお問い合わせください。
むし歯や歯肉炎がないか、お口の中を全体的にチェックします。
歯垢チェッカーを使い、お子様チェックの磨き残しがないかチェックします。磨き方の癖、磨くのが苦手なところが分かります。
衛生士が歯ブラシを使って正しい磨き方を説明します。お家でお母さんお父さんが実践しやすいように一緒に鏡を見ながら練習します。練習した内容や注意して磨くポイントをノートに記録するのでお家で見直すことができますね。
お家で歯ブラシを上手にしていても 落としきれない歯垢は
誰にでも あります。専用の器械を使って歯垢を丁寧に落としていきます。
歯質を強くし、歯の再石灰を促すフッ素を歯の表面に塗り
ます。
5種類の味のフッ素を用意しているので好きな味を選んでもらいます。定期的なフッ素塗布がむし歯予防に効果的です!
初期のむし歯は自覚症状がほとんど無いので子どもが「痛い!」と訴えて歯科で診るころには かなり進行していることがあります。
乳歯や生え始めたばかりの永久歯はやわらかく、 むし歯になりやすいのが特徴です。
定期的に歯科に行くことでむし歯の早期発見をし、進行させないようにしましょう。
また、幼いころから歯科へ行き、慣れさせてあげると歯科への苦手意識がなくなります。子どものときに歯科へ行くことが習慣になることで、大人になっても自分で一生涯歯を守り続けることができる可能性が高まります。
キッズクラブを受けられたお子 さん に、お家で使う歯ブラシや歯みがきジェルの処方箋をお渡し ます。
Q.フッ素塗布はするべきですか
何歳から必要ですか?
A.フッ素はむし歯予防に関する様々な働きをします。主に、
・歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復する
・口の中にいるむし歯菌(ミュータンス菌)の数を減らす
・むし歯になりかけている歯の進行を抑える
・歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させるなどがあります。
当院ではむし歯予防のためにフッ素塗布をおすすめしています。
何歳からという決まりはありませんが、歯が生え始めるとむし歯菌が住みつき始めるので、生え始めたらすぐフッ素塗布をすることでむし歯になる可能性を減らすことができます。
Q.歯磨きは食後すぐor時間を空ける
どちらが効果的ですか?
A.歯磨きのタイミングは一般的には食後
すぐにする方が良いと言われています。
食後はむし歯の元である歯垢が歯に着きやすく、放置すると歯磨きでは落とせない歯石になり、むし歯になりやすくなるからです。
しかし食後に酸性に傾いたお口の中はエナメル質が溶け出しやすい環境になっているため、そのタイミングで歯磨きをすると歯を傷つけてしまうという理由で30分~1時間後がベストだという意見もあります。
これは歯のエナメル質が溶け出しやすい人かどうかで個人差があるので、健診の時に衛生士や先生に質問してくださいね。
Q.子ども(幼児)の歯ぎしりは
大丈夫ですか?
A.1割~2割の幼児は歯の生え始めに合わせて歯ぎしりをします。
歯ぎしりというとネガティブなイメージ で不安になるかもしれませんが、成長の証とも言われています。
・歯が生え始めたことで起こる痒みを解消するため
・歯並びやあごの位置を調整するため
・あごの筋肉を鍛えるため
これが主な原因と言われているのでご安心下さい。乳歯が大きく欠けていたり、すり減っている場合、乳歯が生えそろってからも歯ぎしりが続く場合はご相談くださいね。
Q.何歳まで小児歯科で治療や健診が
受けられますか?
基本的には永久歯が生え揃うまでは小児歯科で受けられます。
(1番奥の歯(12歳臼歯)の上下のかみ合わせが完了した時点が永久歯列の完成です。)場合によっては1階の一般歯科での治療をおすすめする場合もあります。