インプラント
歯を失ってしまったときにそれを補う方法は3つです。
1つ目がブリッジです。
失ってしまった歯の両隣の健康な歯を削って、かぶせ物をして、橋をかけます。橋をかけるために、ブリッジと呼ばれている治療法です。ブリッジは固定式になりますので、取り外したり、装置を洗yったりする手間はかかりません。
また、しっかりと両隣の歯に固定されているために、モノを食べる際にも、違和感なく、美味しく食べることができます。
※歯を何本か失ってしまった状態
※両隣の歯を削って支えにしてブリッジをかけた状態
しかし、ブリッジにも問題点がいくつかあります。
まず、3本分を連続で補うことはできるのですが、5本からは支える歯に負担が大きすぎて、できないということ。次に、両隣の歯で支えますので、一番、奥の歯が抜けてしまうと支える歯がなくなってしまい、ブリッジをかけることができなくなってしまいます。さらに、ブリッジも両隣の歯で支えますので、この支えている歯に負担がかかってきます。
(オスロ大学の調査によると、ブリッジの平均残存期間は10.5年であった)。最後に、ブリッジの場合、支える歯の周囲を削ってかぶせものをするので、健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。
2つめは、インプラントです。
3つ目は、入れ歯です。
これは保険が適用されるので、非常に安く、手軽に作ることができます。入れ歯の良い点は安く、手軽に、短期間に作ることができるということです。しかし、入れ歯には様々なデメリットがあります。 違和感が大きい、取り外しの手間が面倒、食べ物の味や熱さを感じにくいなどがあげられます。
※ブリッジを支える歯に負担がかかりすぎて、歯周病になってしまうことが多いのです。
※上の歯をブリッジにした場合。
『インプラントとは?』
インプラントとは、顎骨の中に直接金属製(チタン)の人工の歯の根を埋め込んで歯を作る治療法です。チタンという金属は体となじみがよく、骨としっかり絡みつきますので、噛む力に耐えることができるのです。
『インプラントの特徴』
1.自分の歯と同じようにしっかり噛める
2.隣の歯を削らなくて良い
3.他の歯に負担がかからない
4.取り外しの必要がない
5.見た目の歯磨きが本当の歯と同じようにできる
『治療の流れ』
・診断と治療計画
レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画を立てます。
・インプラント手術
局部麻酔のもと、顎の骨にチタン製のインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。
・人口の歯の取り付け
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